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35号 経営者は太陽2
2021.06.01
以前の話ですが、会社でメールをチェックしているときにちょっと難しい案件だったので、眉間にしわを寄せて、文章を読んでいました。それを見たパートさんが、とても心配をしたようで、お昼休みに「今日何かあったんですか?」と聞いてきました。
その頃の私は、まぁまぁ尖っていましたから「俺がどんな顔をしてメールを見ていてもあなたの仕事には関係ないだろ。というかそんなことが気になるなら目の前のことをもっと気にしてくれよ」といら立ちを感じていました。
メールくらいで、この調子ですから、本当に大変な時は、大変オーラを身にまといながら、一生懸命に作業をしていました。自分の仕事ですので、やるしかないとは思っていましたが、嘘でも「社長、手伝いましょうか?」という声を期待していました。残念ながら、そんなことは、一度も言ってもらえませんでした。皆、腫物を触るようにそそくさと帰っていきます。なんで協力してくれないだろう?と疑問に思っていましたが、学んでいるアドラー心理学で分かりました。
それは、私に陰性感情があったからです。陰性感情は、怒り・不安・後悔などの暗い感情です。陰性感情は人と人を切り離す感情と呼ばれています。切り離すとは、協力しないで相手に問題解決をさせようとすることと定義されています。陰性感情をもって話しかけると協力関係が築けることはまずありません。と教えてもらいました。
自分の行動を振り返ってみると、大変オーラは、間に合わせねばという不安ですよね。これは陰性感情になります。この感情を持っているのに、部下に手伝いましょうか?と言ってもらえるを期待しているのは、女の子のスカートめくりをして、その子に好きになって欲しいと望むくらい無理なことだと分かりました(笑)。
それじゃぁどうしたらいいの?と思いますよね。答えを想像された方もいると思います。逆をするしかないですよね。
陽性感情を使います。陽性感情は、喜び、希望、満足などの明るい感情のことで、結び付ける感情と言われます。結びつけるとは、協力して一緒に問題を解決することと定義されています。
例えば「○○してもらえませんか?」と陰性感情をもってお願いすると、たいてい相手に断られることが多いでしょう。陽性感情をもってお願いをすると、協力してもらえる可能性が高まります。同じ言葉を使っていても(同じ言い方をしても)こちらの構え(心持ち)が違えば結果は大きく違ってくるのだなぁと思いました。
さて、ここからは私の意見になります。このコロナ禍でダメージを受けている会社が多いと思います。毎日どんな顔をされていますか?まさか私のように大変だぁ!と言思って眉間にしわを寄せていませんか?
たとえ陰性感情がなかったとしても、その顔を見たら周りの人は陰性感情を持っていると思います。そうしたら、周りの人が協力してくれる構え(心持ち)になりにくいと思いました。
私は、どんなに大変な時でも陽性感情をもって対応するしかない、もっというとニコニコとしているしかないと腹をくくりました。尊敬する万協製薬の松浦社長はどんな時でも楽しそうにされていますよね。見習っていきたいと思います。
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